HIRAYAMA SELECT


カシミヤ混ストレッチ圧縮メルトン フーデッドコート

2/24アルパカ Vネックニットプルオーバー








素材、サイズ、仕様に至るまで何度も意見を聞いて貰い、修正を繰り返し

実は個人的に欲しかった理想のコートを作ってもらいました。




僕は毎シーズン2 , 3着は新しいアウターを買うのですが今までにも当然、何着かのフーデッドコートを購入しました。もちろん今までの歴代購入してきたものにもそれぞれの良さがありました。

けど、内心では「ここがこうだったらもっといいんじゃないか」と思うことも . . . 。

ATTACHMENTの本社からも近い代官山に長く勤務していることもあって、定期的に新商品や限定商品の企画等も意見をすることもあり、今回は僕の理想のフーデッドコートをリクエストしました。

細かい部分まで何度も何度も打ち合わせを繰り返したのですが、ざっくりと概要だけお伝えすると . . .

「見ためは細身のすっきりしたシルエット、細いだけではなくそれでもインナーもしっかりと着込みやすいサイズ、チェスターコートよりも少し肩の力を抜いて着れる使いやすいフーデッドコート、寒いときに手が震えてボタンが留められないので着脱がしやすいフロントデザイン」とかなり詰め込みました。

そして試行錯誤を重ね、完成したのがこちらのカシミヤ混ストレッチ圧縮メルトン フーデッドコートです。


MODEL : KUBOTA  




細かなディテールはKAZUYUKI KUMAGAIのミニマムなデザインにより全て排除。
縦ラインへの視覚効果で細身のシルエットが強調され、すっきりとした印象に。
着丈も使いやすいように長すぎない膝上丈に設定されています。




ウエストラインは無駄のないすっきりしたシルエットになっています。
フロントも ZIP + スナップボタンで手袋を付けたままでも開閉しやすい様に考慮されています。
もちろん全て比翼仕立てにして、表面には見えないミニマムな仕上がり。



実は個人的にここが最重要ポイントでした。


時間に余裕があるときはいいですけど、手が寒くて動かないとき、誰かを待たせているときとか、何かと慌ただしい朝は特にボタン仕様のアウターだと留めづらいと感じていました。

更に具体的なシーンを想定したデザインへ。

手袋を付けたままでも " サッ " と立ち止まらずに着れるコートに変更。

アウターって特にメンズだとだいたいZIP-UPのものが多いのに、メルトンコートってなんでボタンが多いんだろうか?

絶対メルトンコートもZIP-UPの方が使いやすいのになー。という疑問を持っていました。

あとメルトンのボタンって何かと引っかかったり、すぐ取れたりすることもあるので僕のそんな日常の悩みを解消してくれました。






こちらのコートに使われているのは " カシミヤ混ストレッチ圧縮メルトン " という素材。
縮絨加工により、表面の毛羽立ちやメルトン素材の膨らみと厚みを抑制された圧縮メルトンは防風性も◎です。
着用によりストレッチ性を感じることはほとんどありませんが、ポリウレタンを混紡させることによりしっとりとした風合いで、適度なコシとハリが生まれるので、シワや折りめも目立たずフードの丸みが綺麗に形成されているのがお分かり頂けるでしょうか。






ロングコートにはハイゲージ~ミドルゲージくらいのニットで合わせます。
その為、細身のコートには裏地は必須条件。
裏地の機能として保温性を高めたり、形状安定の効果など様々ありますが、個人的にはインナーも痛まず着れるので裏地付きの滑りの良さは当然、重要項目。なんだかんだ色々着てみた結果、ロングコートは総裏か背抜きモノのを選ぶことが増えています。



フーデッドコートはデザイン性の強めなものよりも、

随所に " らしさ" のある「 ベーシック + α 」が飽きずにずっと着れるのでオススメです。









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「 繊維の宝石 」カシミヤニットを超える逸材

品種改良により生まれた高級アルパカニットが人気なワケ






高級ニットの代名詞として知られているカシミヤと言えば、その軽さと上質な肌触りは格別の存在です。

しかし、実はそこに意外な落とし穴が潜んでいることを皆様、ご存知でしたでしょうか?

カシミヤニットとは、その名の通りインドのカシミール地方(名前の由来)のカシミヤヤギの毛織物のことを示します。

1頭から約150g程度しか取れない為に、セーターを作るにはヤギ約4頭分もの毛が必要となるそうです。

これらの生産量の少なさから格別の存在ではありながら、とても高価なものとしても知られています。

そんな希少性の高いとされているカシミヤニットが1万、2万円台、時にはそれ以下の価格で売られているのを目撃したことはありませんか?(具体名は避けさせて頂きます。)

そんなこと果たして可能なのでしょうか . . . ? 答えは当然NOです。

本当にカシミヤを少しだけは使っているのかもしれませんが、ウールやそれに良く似た素材をブレンドしているものがほとんどでしょう。

実は、一般的に市場に多く見られるものは中国、モンゴル、イラン、アフガニスタンが産地の場合が多いのだそうです。

これはもうカシミヤでもカシミール地方でもなんでもない、ただのカシミヤ似なヤギの毛なだけです. . . 。

この実態は業界内でも問題視されていることではありますが、ネット社会でモノの溢れるこの時代にその問題を制御することはなかなか難しいのだとか。

" カシミヤ "という言葉に踊らされて、そういったモノを購入したことのある方は決して少なくはないと思います。

しっかりとブランドや値段も含めた見極めが大切になってきています。

と . . . 話がだいぶ脱線してしまいましたが、とあるお客様と少し前にそう言ったお話をしていたのを思いだしたのでついつい . . . 。

では話は戻りまして、様々なことを総合的に評価してアルパカニットは強度、利便性、コスパにも優れたニットであり、更にはカシミヤの弱点まで克服したこれぞまさに " ニット界の雄 " だと自負しております。







アルパカはその多くが南米の人々の生活を支える家畜として、現在も主に毛を加工して利用するため優良な品質の繊維となる様に、品種改良を繰り返して飼育管理されている動物です。

古来から、品種改良した動物が家畜されているので、100%で野生、自然のアルパカというのは存在しないというのには驚き。

品質管理されたその毛質は、南米の過酷な自然環境から身を守る為、非常に細長いのが特徴。それにより柔らかさとしっとりとした滑らかさが生み出せます。

毛の内側には空洞があり暖かい空気を保つことによって非常に高い保温性を維持し、そして熱くなると余計な熱を発散してくれます。

現在の生活での実用的な動きやすさを考慮した結果、細身のコートのインナーには保温性の高いアルパカであればミドルゲージ程度の厚みで十分に暖かく過ごせます。

また、表面にスケール(うろこ)が少なくて、毛質が直毛であることから擦れても繊維が絡みにくい為、アルパカニットは毛玉になにくい繊維としても知られています。

その摩擦への強度はカシミヤやウールの2倍以上も毛玉ができないということも試験認証機関により実証されています。

高い保温性を保ちながらもカシミヤの弱点である水濡れや摩擦によるデリケートな部分を改善したことがアルパカニット人気の最大の理由です。

アルパカの毛には、もともと油分が含まれるので防水性があり汚れがつきにくいです。

普段の手入れはブラシ等でホコリを叩き、汚れが目立つ時や収納の際にドライクリーニング、又はご家庭での手洗いも可能です。

ニットは伸びやすいので手洗いの際には平干し。丈夫で手入れもしやすいアルパカニットは、しっかり長持ちしてくれるのでオススメです。








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